考察記録

カッコつけず、ありのままの思いをさらすブログ

生まれ持った才能か、コツコツ努力型か。

生まれながらにして秀でた才能があれば、おそらくその道はうまくいく。



そう思っていた時期がありました。



でも…。そうとは一概に言えないな。


最近そう思っています。



息子は小さい頃から他の子とは違う、ちょっと異なる性質の子でした。



言葉がうまく出なかったり、集団行動ができなかったり。


なんど市の相談所や小児科へ通ったことでしょう…



なぜこんなにも他の子と違うんだろう、親として悩む日々でした。



でも、出来ない何かに注目するより、出来ることを伸ばそう。



そう考えました。




息子は小さい頃からリズム感がありました。


そうだ、この音楽面で自信を持たせよう、と。



得意な音楽を伸ばすために、小学生の時から音楽教室に通いました。


最初は先生の言うことが理解できなかったりしましたが、


「うまいね!」と褒められつづけ、


ぐんぐん上達し、発表会ではハッとするプレイをするほどまでになりました。




高校生となった今、ある程度スキルもあがったこともあり


テクニックはかなり上手くなっています。



ただ、最近ではちょっと伸び悩みを見せています。



まぁ周りが期待してかなりハイレベルなものを要求しているのかもしれませんが。




そこへ、以前から音楽に挑戦したかった超初心者の娘が、


取り組むこととなりました。



練習を重ねに重ね、初心者ながら少しずつ伸びてきました。




その様子を見て、


いくら才能があっても、スキルを上げるために自ら思考をしていかないと、


いずれ努力型に越されることがあるかもしれないな


そう思いました。




以前からあまり息子はあまり考えていない面があり、


感性に頼っている部分が多いのです。



本能にしたがって、あれこれ試行錯誤することなく、こなしてしまうのでしょう。


もともと得意分野なので、努力なしにやっていましたし…





娘が息子を越すには相当な時間をかけてスキルアップしなければいけませんが



娘は思考力がありコツをつかむのが上手いので、



ひょっとしたら?逆転することもあるんじゃないか?



なんて頭をよぎりました。



まぁその可能性はすごく少ないですが。。





「持って生まれた才能」プラス「努力」が一番強いとは思うのですが、


周囲の期待感はよそに、うまくそうならない時があるものです。




息子がこれからこの才能をどう活かしていくのか。


どう壁にぶちあたり、乗り越えていくのか、いかないのか。




今後の息子をそばで見守っていくのが楽しみです。